あと数年で50代の私ですが、いまだ中卒。
中卒という劣等感は常にあり、この年になりましたが高卒認定にチャレンジし。合格しました!
【準備編】は ↓ こちら
実際に試験を受けた私が気づいた事と会場での様子、試験内容、試験攻略方法などを書いていきたいと思います。
もくじ
試験当日の朝
朝はバタバタしがちですが、必ず家を掃除して出ます。
家をすっきりさせて家を出る事は私の中ではとても大事な事で、主婦やお母さんにありがちな、留守中に「家が気になる」のを防げます。テストにも集中したい。
第1回高認試験はお盆ですが平日です。私の受ける試験は午後からで、郵便局や銀行、役場などはやっていますので、ついでに用事も済ませました。
途中、行きたかったサンドイッチ屋さんも寄り、道の駅にも寄り、楽しみながら試験会場へ。
早めに会場入り
いつも言われる定番の事の1つですが、試験会場には早めに着いた方がいいです。
私も1時間以上前に着きましたが色々確認出来て安心しました。
トイレの確認。会場も確認。控室や救護室もありました。
受験票ももし忘れたとしても忘れた人用の受付がありました。なんとかなるのですね~
そして40代の私ですが試験会場に入るとスタッフの方が
「受験生の方ですか?こちらが予定表です。」と、予定表を配ってくれ、普通に受験生として見てくれました。
40代50代の方も安心して受験ができますね!
試験会場へは30分前から入場可能
受験番号で座る席が決まっていました。
これもはっきり言って早めがいいです。
昔、大検だった頃に予備校の先生から「ピリピリしている受験生もいるのでギリギリにバタバタ入るとトラブルの原因になりかねない」と聞いていました。
それに早く机に付いて準備すると心の余裕が全然違います。
みんな色んな年代の人が受験しています。参考書やノートを開いて勉強する人、携帯を見ている人、色々です。
試験官は男女5人くらい
若い女性からおじさんまで色々な方たちでした。
試験中じろじろ見て回るわけではないですが、常に見回っています。フェイスシールドを付けていました。
机の上に出しても良いもの
- 鉛筆数本(2.3本あると安心)
- 消しゴム
- 鉛筆削り
忘れた人には貸し出しもしているみたいです。
- 腕時計や懐中時計
- ペットボトル
- ハンカチ
会場にも時計はありましたが、頭を上げて時計を確認するよりも目を動かすだけで済むのであった方がいいです。
きょろきょろして不正を疑われたくもないですし。
ペットボトルはフィルムを外した物だけ良いと言われます。
ハンカチは無地のものしか出してはいけません。
私はチェックのハンカチで文字など入ってないからいいかと思ったら、試験官に指摘されカバンに仕舞う羽目に。鼻水と涙がつきものの私には辛い。
ポケットティッシュもケースや袋から出した物だけです。
メガネは合ってる?私は安い老眼鏡で困りました。
- 受験票
そして受験票です。受験票は始まる前に置く位置の指示があります。
それにかばんは椅子に置かずに床に置くように言われます。いいカバンは持って行かない方がいいかも。
携帯はもちろん、電源OFFでカバンの中です。
問題と解答用紙は試験が始まる前に配られる
名前記入、受験番号マーク、受験地マーク、AかBを選択なら試験前にマークします。
私は中身を見てからAかBを決めようと未記入にしていたら、見回りに来た試験官にチェックするように求められ、選択の余地もなくAにマークしました。
AとBの違いを調べ、決めておくべきでした。
ですが、試験前に試験官が見回ってくれるので基本的な名前未記入などの凡ミスで試験を落とすことは防げます。
選択の余地もなくAにマークをしましたが、問題の内容を見てBに変更もできたのでは…?と後から気づきました(笑)
試験途中に顔確認あり
試験の途中に試験官が受験票の確認をしにきてマスクを取って顔を見せるよう言われます。
最初はマスクを取って顔を上げましたが、次からは時間ももったいないし、解答から目をそらさずにマスクを下げるだけでそのまま試験を続けました。
終了5分前のアナウンス
これがありがたかったです。
意外とちょくちょく時間を確認しているつもりなのに5分前といわれてきちんと慌てられました。特に地理!
解答用紙を試験官が回収
解答用紙は試験官が1人ずつ回収しに来ます。
その時かなり解答用紙をチェックしています。
回答は直せないでしょうが、名前や受験地の間違いくらいならここで指摘されるのでしょうか?
問題は持って帰る事ができる
解答用紙にマークするのと同時に問題用紙にも自分が解答したものをチェックしておくとその日の夕方には解答速報が出ますので、自己採点出来ます。
今までの経験値だけでなんとか合格
過去問を解いたりするくらいで、ほぼノー弁!
ですが、合格出来ました。私がしたことは、とにかく問題をよく読むこと!意外と簡単な事が難しそうに書いてあったりします。
歴史などは「え?こんなに簡単な問題出るの!?」とびっくりするようなサービス問題もありました。
地理は本当に良ーく問題を読めば、解ける問題が半数でした。
ただし、問題が多く時間が足りません!
最後の数問は時間が迫り、適当にマークせざるを得ず、後から見直したら解けたであろう問題を間違えていました。無念。
普段からニュースや時事ネタなどで見聞きした経験値で解ける問題が大半でした。
英語は試験が始まって問題をめくった時から、何のことやらわからず焦りました。
しかし、ラッキーな事にマークシートです。答えは選択肢の中にあるんです。
文章題の中でもわかる単語が所々出てきます。それらを熟考し、答えを導き出します。私は英語、ギリギリでした。
勉強の仕方はそれぞれですが、人生経験も試験に生かせるんだと実感しました。
合格ラインは発表されていません。平均点以上とか40点以上とかいわれていますが、今回の自分の自己採点から予想すると、40点以上という説が有力かと思いました。
合格すると合格証明書が届く
後日合格証明書が届きました!
合格証明書を手にするとなんだかうれしいですね♪
40代で高卒認定試験を受験をしてみて
決して簡単な試験とは思いませんし、毎年不合格者も出ているので軽く見ないで取り組むことが大切ですが、頑張れば受かる試験です。落とすための試験ではないです。
40代の私でも合格したことで次への意欲が出てきました。
アララン