ピアニストの憧れでもあるショパン国際コンクール。
今回で18回目を迎えます。
2020年に行われる予定でしたがコロナウィルスの影響により延期され2021年に。
ショパンの故郷 ポーランドのワルシャワで行われ、全曲ショパンのみ。
16歳~30歳までしか出られない音楽コンクールの中でも最も歴史の長いコンクールです。
ショパンは短い生涯に名曲を多数残しておりそのほとんどがピアノ曲でありピアノの詩人と呼ばれています。
7月の予備予選を経て選ばれた(予備予選免除9名)総勢87名のコンテスタントが、10月3~7日にかけて行われた一次予選で45名に絞られ、10月9日から12日にかけて行われた二次予選に挑みました。
二次予選では日本から8名のコンテスタントが。
果たして今回のショパンコンクールでは、日本人コンテスタントは何名残って三次予選へ進むのでしょうか?
もくじ
二次予選の結果
選ばれた23名のコンテスタントは!?
- Piotr Alexewicz(ポーランド)
- Leonora Armellini(イタリア)
- J J Jun Li Bui(カナダ)
- Michelle Candotti(イタリア)
- 古海 行子(日本)
- Alexander Gadjiev(イタリア/スロベニア)
- Avery Gagliano(アメリカ)
- Martin Garcia Garcia(スペイン)
- Eva Gevorgyan(ロシア/アルメニア)
- Nikolay Khozyainov(ロシア)
- Su Yeon Kim(韓国)
- 小林 愛実(日本)
- Mateusz Krzyżowski(ポーランド)
- Jakub Kuszlik(ポーランド)
- Hyuk Lee(韓国)
- Bruce (Xiaoyu) Liu(カナダ)
- Szymon Nehring(ポーランド)
- Kamil Pacholec(ポーランド)
- Hao Rao(中国)
- 進藤 実優(日本)
- 反田 恭平(日本)
- 角野 隼斗(日本)
- Andrzej Wierciński(ポーランド)
三次予選に進む5名の日本人コンテスタント!
古海行子さん
かわいらしい風貌で情感たっぷりに演奏された。
小林愛実さん
前回のファイナリスト。椅子から立ち上がらんばかりの熱のある演奏に会場から拍手が鳴りやまなかった。
進藤実優さん
情熱たっぷりに演奏された納得の通過。
反田恭平さん
演奏後には本人も納得されたのか笑顔が出て、会場からは拍手とブラボーが鳴りやまなかった。
角野隼斗さん
ポーランドでも生きたショパンと人気があるとか!
以上の5名です!
日本人は8名のうち、半数以上の5名も残りました。
ショパンコンクール2021の今後の予定・日程
三次予選の日程
10月14日(木)~10月16日(土)
三次予選では23名から10名に絞られます。
三次予選を通過したコンテスタントは、10月17日のショパンの命日のミサでショパンに祈りを捧げ、自身の演奏がうまくいくように願います。
本選FINALの日程
10名のファイナリストが10月19日(火)~10月21日(木)オーケストラと共に協奏曲を演奏します。
この10名の中からショパンコンクール2021の優勝者が選ばれます。
入賞者披露演奏会
10月22日(金)~10月24日(日)には、入賞者の演奏会も行われます。
さいごに
三次予選はソナタ第二番・第三番のいずれか(前のラウンドで弾いた場合は前奏曲)マズルカを演奏し、50分間の演奏。リサイタルです。
今回、三次予選に残るのは20名の予定でしたが23名と、3人多く残っており混戦が予想されます。
日本からもこれだけの通過者。期待がいやがおうにも膨らみます。楽しみです。