いつも市が発行してくれるクーポンで子宮頸がん検診を1年に1回受けていました。
そんな子宮頸がん検診ですが、今回はじめて引っかかり、再検査&精密検査となり大きな病院で検査する事になりました。
ちなみにですが、中学時代に子宮頸がんワクチン(サーバリックス)は打っていましたが、そのワクチンではカバーできない別の型が今回引っかかりました。
不安な部分はかならず担当のお医者様に相談してください。
しゃお
もくじ
子宮頸がん検診から数日後
冒頭でもお話したように、市から送られてくるクーポンを利用して、1年に1回子宮頸がん検診を受けてきました。いままでは「LSIL(軽度異形成CIN1)」という多くの人によく出る結果で、半年に一度の定期検診や経過観察で済んでいました。
今年も受けておくか~と検診に行った数日後、病院から着信がありました。
しゃお
私はここの病院で薬を処方してもらっていたので、その連絡かな?と軽い気持ちで折り返したところ、先生から「子宮頸がん検診の結果が前より悪く出ているので、明日か明後日ごろに病院に来てほしい」と告げられました。
しゃお
電話を切った後は心臓がバクバクしていました。まさか子宮頸がん検診で引っかかって病院から直接電話が来るなんて…。
次の日に病院へ
近々で来れる日に急いできて!といった感じだったので、次の日に慌てて病院へ行きました。
ドキドキしながら診察に入り、先生から子宮頸がん検診の結果と、なぜ精密検査が必要なのかなど色々と説明を受けました。
気が動転していて、あまり詳しく覚えていないのですが私の場合「いままでLSIL(軽度異形成CIN1)で経過観察で良かったのが、今回の検診でHSIL(中度~高度異形成CIN2~3)と出てしまった。」と検診の結果を教えてくれました。
LSILはたまたま出てしまう場合もあるみたいで、半年に1度の定期検診で基本的には大丈夫みたいです。
HSILになると、たまたま出てしまうといった状況ではないみたいで、より詳しく調べておく方が安心なため今回のような精密検査になるみたいです。
しゃお
先生
しゃお
先生
先生も精密検査をしてみないと、はっきりとした事は分からない。といった感じだったので、精密検査を受ける事にしました。
でも、この病院では子宮頸がんの精密検査はできないらしく、大きい病院に紹介状書くねと言われ、その日は紹介状を持って帰宅しました。
先生
と、「行かない」という逃げ道を見事にふさがれました…(笑)
先生は多くの患者を見てきて、再検査に行かなかった人も多く見ているんだろうなと感じました。
その後、病院から連絡が行ったのか市からも「再検査に行ってくださいね」といった手紙が届きました。
しゃお
紹介状の病院で精密検査
2日後に紹介状を書いてもらった病院に行く事にしました。
紹介状の病院は大きな市民病院だったので、沢山の患者さんでごった返していました。
しゃお
しかし、かかりつけの先生が連絡して紹介状先の病院を予約していてくれたので、スムーズに診てもらう事ができました。先生ありがとう…。
診察室に呼ばれ、ドキドキの瞬間…。
中に入ると優しそうな先生が「こんにちは!」と声をかけてくれました。
そして早速、今の私の状況・今回行う精密検査の説明を受けました。
- ガン前段階を探す検査で引っかかったので現時点ではガンではないとの事
- HSILと一言でいっても範囲が広いので、いまどの状況(異常なし・CIN1~CIN3)なのかより詳しく調べるとの事
- この精密検査を受けても結果で異常なしになる人も沢山いるとの事
- HPV型が16や18だと少し厄介?なので、その型を調べる検査でもあるとの事
- 今回はハイリスクHPV検査とコルポパンチ※1 を行う事
※1 コルポ診・コルポスコープ診などいろんな呼び方がある
しゃお
先生
大きい病院の先生はマスコットキャラクターみたいでおちゃめな方でしたが、こちらの質問に対して耳を傾けてくれ丁寧に説明してくれたので不安がだいぶ無くなりました。
いよいよ精密検査「コルポスコープ診」
診察台にのり、子宮の入り口にお酢が塗られます。この時は特に痛みなどはありません。
2.3分経つと酢が病変部分に反応し、その部分が白く変化します。その白く変化した気になる部分を数か所、先生が組織採取します。
この組織の採取時に痛みを伴いますが、全然我慢できるレベルの痛さなので安心してください。人によっては全然痛くない人も居るみたいです。
ここで先生が「白く反応しているところを写真撮っても良いですか?」と聞かれたのでお願いしました。
先生
しゃお
診察台にのってから5分ほどで終了したんじゃないかと思うぐらい早かったです。今回わたしが採取したのは1箇所のみでしたが、人によっては複数採取される事もあるみたいです。
そして診察室に戻り、さっき撮影してもらった子宮の入り口を見せてもらいました。確かに酸に反応して白くなっている箇所が所々にありました。
これがもっとひどい人だと、この時点で白くただれているような感じになるらしく、先生的にもまぁ大丈夫だねと声をかけてくれました。
検査の後
コルポスコープ診の結果は2週間後に出るので、またそのぐらいに聞きに行きます。
その後、少し腹痛やお腹あたりに鈍痛ありましたが「ちょっと痛いかな?」ぐらいで鎮痛剤などは必要ありませんでした。
2日ほどは少量の出血がありますが、その後はなにもなく終わりました。
検査の費用
費用は初診保険適用で約4,000円ほどでした。
紹介状を書いてもらっているので、その分検査の費用は安いと思います。
結果が出てからの話
先生からは「もし結果がCIN2あたりでも子宮の入り口をちょっと焼くと、再検査レベルが消える場合もあるので、気になって不安になるぐらいなら焼いちゃった方が安心だよ~☆」と言われました(笑)
子宮頸部レーザー蒸散術といって病変部を焼く手術で、子宮頸部円錐切除術とは違い早産になる恐れや入院が必要ないのがメリットらしいです。
しゃお
2週間後に結果が出て、私の場合はハイリスク35型の軽度異形成(CIN1)でした。
その後、子宮頸部レーザー蒸散術を行ったので、それはまた別の記事にしたいと思います。