先日、ニフクラサーバーを使用している会社さんのホームページを触る機会があり、SSL化に少し手こずったのでここにもメモしておきます。
もくじ
他のサーバーとは少し勝手が違う
エックスサーバーやロリポップなどでSSL化を行う場合、SSL設定をサーバーの管理画面で行い、httpsへ直接アクセスして無事に表示されていれば、常時SSL化(.htaccess編集)を行い転送するかと思います。
が、ニフクラの場合はこの手順とは違ったので、少し手こずりました…。3時間ぐらい無駄にした(笑)
手こずったSSL化の部分
ルートディレクトリ「doc_root」にあるデータを、SSL用ドキュメントルート「ssl_root」へアップロードしなければならないのです。
この作業、ニフクラの公式サイトに普通に書いてあったのにも関わらず、普段使用しているサーバーのSSL化と同じ感覚で作業を行ったのが間違いでした。
ニフクラでSSLを行うとサーバー上に同じファイルが2つ存在する事になる!
しゃお
すでに公開されているホームページだったので、かなり焦りました…。
参考 SSLサーバー証明書お申し込み後の設置確認と設定ニフクラSSL化の後に作業を行う場合の注意点
SSL化→簡単インストールでWordPressをインストールする時
SSL化を行ってから、ニフクラ管理画面の簡単インストールでWordPressをインストールしたのですが「doc_root」のみにインストールされるため、WordPressもSSL化を行いたい場合は「ssl_root」へWordPressを再度アップロードする必要があります。
SSL化→アクセス制限の設定をする時
SSL化を行ってから、ニフクラ管理画面のアクセス制限(ベーシック認証)を行う場合も「doc_root」にアップされているファイルのみにアクセス制限がされるため、.htaccessと.htpasswdを「ssl_root」へ再度アップロードする必要があります。
きちんと公式のマニュアルを隅々まで読んで、順序通りに作業を行うのはとても大切な事ですね。反省。
しゃお