マイナンバーカードは基本的には本人が受け取りに行く必要があります。
ですが、寝たきりや老人ホーム施設に入っていたり、障害があり動けないなど、このような事情がある場合は代理人がマイナンバーカードを受け取る事ができます。
代理人がマイナンバーカードを受け取る方法をこちらの記事で紹介していきます。
高齢な両親のマイナンバーカードも、この方法で受け取れますよ!
- 本人に事情があり、役所まで受け取りに来ることが出来ない方
- 老人ホームや施設に入所されており、本人の外出が困難な方
- 15歳未満の子どものマイナンバーカードを親のみで受け取りたい方
もくじ
代理人がマイナンバーカードを受け取るのに必要なもの
代理人がマイナンバーカードを受け取るのに必要なものを紹介していきます。
- 1.交付通知書
- 2.本人による受け取りが困難であることを証する書類
- 3.本人の身分証明書
- 4.代理人の身分証明書
- 5.代理権の確認書類
本人の受け取りが困難な場合は、不正な受け取りを防ぐため、これだけの持ち物が必要です。
1.交付通知書
マイナンバーカードが受理されると「交付通知書」が自宅に届きます。
この交付通知書の裏面に「代理人の情報」と「マイナンバーカードの暗証番号」を記入する欄があります。
暗証番号記入欄に貼る目隠しシールも同封されているので、暗証番号の上から貼り代理人に渡します。
2.本人による受け取りが困難であることを証する書類
本人の障がい者手帳だったり医者の診断書、また施設に入所している事実を証する書類が必要です。
ただし、75歳以上の方・15歳未満の子どもはこの書類は不要です。
3.本人の身分証明書
本人の身分証明書は「A区分から2点」または「A区分とB区分からそれぞれ1点ずつ」または「B区分を3点(うち写真付きを1点以上)」最低でも2点必要になります。
A区分
運転免許証・運転経歴証明書・写真付き住民基本台帳カード・パスポート・身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳・在留カード・特別永住者証明書・一時庇護許可書・仮滞在許可書
B区分
健康保険証・年金手帳・社員証・敬老手帳・母子健康手帳・学生証・医療受給者証
4.代理人の身分証明書
代理人の身分証明書は「A区分から2点」または「A区分とB区分からそれぞれ1点ずつ」が必要となります。
5.代理権の確認書類
代理人であることを証する書類が必要になります。
法定代理人
法定代理人の方は、戸籍謄本や成年後見登記事項証明書など法定代理人であることを証する書類が必要になります。
※ただし、「本人と代理人が同一世帯の場合」や「市内に本籍がある場合」は省略できます。
任意代理人
任意代理人の方は、交付通知書の裏面「委任状」部分に本人が記入したものが必要になります。こちらは同居の家族であっても記入が必要になります。
※ただし、本人が「15歳未満の子ども」の場合は省略できます。
これら5つの書類を持って、役所の窓口でマイナンバーカードを受け取ります。
マイナンバーカードを受け取るのに、予約が必要な場合もありますので、各市町村へお問い合わせください。
代理人が受け取る流れ
ざっくりとした流れをご紹介します。
まず、本人がマイナンバーカードを申請します。
マイナンバーカードが受理されると「交付通知書」が自宅に届きます。
自宅に届いた交付通知書の裏面に、代理人情報を本人が記入します。
必要な書類をそろえて、役所の窓口でマイナンバーカードを代理で受け取ります。
本人の受け取りが難しくても、このように代理人が受け取る方法があります。
こちらの方法を是非ご活用ください!